コスモスケア株式会社

仙台近郊で多数の介護･福祉サービスを総合的に展開する『コスモスケア』。２００1年の設立以来、地域の要請に応じて事業所を拡大し、現在、28の事業所で介護関連事業を運営している。事業内容も、「ケアプラン」「ショートステイ」「デイサービス」「ホームヘルプサービス」「グループホーム」「小規模多
機能型居宅介護」「サービス付き高齢者向け住宅」等、時代の移り変わりとともに多様化。サービスの種類の多さにおいて、今や東北有数の企業へと成長を遂げた。
同社のモットーは、長年にわたって社会の発展に尽力し、また、豊富な知識と経験を有する利用者に対して、常に敬愛の念を忘れず、真心を込めた生活支援をすること。［①「利用者様主体のケア」をチームワーク良く行います②「地域福祉の向上」をめざすとともに住民としても進んで参加します③技術を磨き「介護サービスの向上」をめざします］という３つの理念をスタッフ全員が共有し、地域とも連携しながら、一致協力して質の高い介護サービスに努めている。利用者やその家族からの「コスモスケアを選んでよかった」という言葉が、スタッフにとって何よりの喜びなのだ。

利用者とスタッフ、双方の幸せの同時実現を目指し、時代の流れに合わせて様々な改革を行っている『コスモスケア』。その一つが、前職はＩＴ企業でエンジニアをしていたという佐藤活嗣社長の経験を活かした「業務のＩＣＴ化」だ。全事業所でタブレットを導入し、介護請求アプリを活用。業務連絡や勤怠記録、介護記録もすべてスマートフォンで行っている。これにより、事務処理にかかる負担軽減と効率化が進み、利用者の介護やケアにもより時間と労力を割けるようになった。また、ＡＩを使った高性能の見守りセンサーを施設内に設置することで、今まで以上に速やかな対応が可能に。利用者にとっても安心･快適でストレスフリーな居住環境の実現につながっている。

介護職員の需要と供給の差は全国的に拡大傾向にあり、介護人材の確保･定着が課題となっている。
同時に求められているのは、家庭やプライベートも大切にできる柔軟で多様な働き方。同社では介護職のさらなる魅力向上と入職率･離職率の改善を図るため、夜勤のある11事業所で週休３日制度を導入している。１事業者における導入実績は県内最多、また夜勤がある全事業所での導入も県内初となる。社員は週休３日制と週休２日制のいずれかを選ぶことができ、どちらの場合も週の稼働時間や給与水準は変わらないため、導入事業所では大半の社員が週休３日制を選択中だ。スタッフからは、「家族と過ごす時間が増えた」「連休が取りやすくなり、旅行に行けるようになった」「資格取得のための勉強や副業に充てる時間ができた」などの喜びの声が上がっている。

福利厚生が整っている点にも注目を。気仙沼市大島にある社員専用の保養所は無料で利用が可能。海水浴場からも近く、夏は海水浴や釣りなどマリンレジャーを楽しむ社員で賑わっている。従業員には５年勤続で沖縄旅行、10年勤続でハワイ旅行のプレゼントがあるのも魅力的だ。さらに年に一度、永年勤続者や業績に貢献したスタッフを表彰する「感謝の集い」も実施。
日頃の頑張りにスポットライトが当たることで、さらなるモチベーションアップにつながっている。２０２２年には各部署から集まった有志が中心となり、スタッフの意欲や能力の向上に資する企画を運営する「企画委員会」が発足。これまでに外国人研修生のスキルアップ講座、調理研修、バーベキューパーティーなど事業所の垣根を越えた多彩なイベントが開催されており、交流を深めながら楽しく働ける風土が生まれている。

スタッフの教育･研修に力を注いでいるのも大きな特徴だ。フォローアップ研修やエルダー制度がしっかり確立されているため、未経験者でも不安なく介護の世界に飛び込める。また、介護職員初任者研修にかかる費用の全額支援をはじめ、会社全体で資格取得を後押ししている点も、キャリアアップを目指したい人にはうれしい限りだ。
週休３日制の働きやすい環境で、楽しさとやりがいをもって地域と社会に貢献できる『コスモスケア』。事前に職場や仕事の見学もできるので、気になった人はコンタクトを取ってみよう。