宮城製粉株式会社

食品業界で日本最大の製販一体企業として人気と注目を集める神戸物産のグループ企業である『宮城製粉』。オリジナルのレトルト商品やチルド食品、デザートといった製品は、全国に１０００店舗以上を展開する、ＴＶなどでも話題の業務スーパーに販売している。
同社が掲げる理念は、「製販一体のチームワークで世界中の人々に“おいしい”“わくわく”を届け、笑顔あふれる豊かなくらしに貢献する」という“プロの品質とプロの価格”。さらに、「感謝」「対話」「スピード」「チャレンジ」「プロフェッショナル」「お客様のために」という６つの行動指針を実践するだけではなく、食のトレーサビリティーを実施しているほか、すべての工場で食の安全の外部認証を取得するなど、万全の衛生管理体制を構築。「体によい食品」へのこだわりのもと、時代にマッチしたヒット商品を数多く手がけ、右肩上がりの成長を続けている。

２０２４年４月に本社を亘理町に移転。同地の新工場にはレトルト食品、チルド惣菜、冷凍菓子を生産する３本の全自動ラインを導入する。大根おろしなどの冷凍ペーストを生産する丸森町の第一工場、鮭フレークなどの瓶詰商品を手がける石巻第一工場、チルド惣菜が主力の石巻第二工場は現在と同じ生産ラインを保持するが、丸森町の第二工場は冷凍菓子から冷凍惣菜に、第三工場は玄米がゆやカレーリゾットなど米を原料とする商品の生産へシフトする。「より効率的に生産することで、需要に応えられるラインナップを整え、生産量も倍以上になります。さらなる成長を目指し、感謝の気持ち、やる気のある人たちの入社を待ち望んでいます」と後藤社長は語る。休暇が取りやすいことはもちろん、育児介護相談窓口を設置、男性の育児休業取得率約１００％を達成するなど、働きやすい職場環境も大きな魅力だ。