株式会社ホテル佐勘

宮城県で６つの宿泊施設を運営している『株式会社ホテル佐勘』。近年、国際会議･学会といったコンベンション（MICE）の誘致も積極的に行っており、秋保温泉にある老舗旅館『伝承千年の宿 佐勘』は２０１６年と２０２３年、Ｇ７サミットの会場として利用されるなど、県内随一の国際会議実績を誇る。また、経済産業省の「地域未来牽引企業」にも認定され、地域経済活性の中心的な担い手として多方面から期待されている。

「心の原点に触れるおもてなしの心」を大切にしながら、時代に求められる柔軟なサービスを提供している『佐勘』。「従業員満足度の向上が、お客さまに幸せを感じていただける接客につながる」という考えから、従業員一人ひとりがストレスなく働けるよう、短時間正社員制度や産休･育休制度を導入。子育て中の女性社員が働きやすい体制づくりも推進している。また、秋保と松島に、シェアハウス寮や一人暮らし用の１Ｋ寮を完備。快適なプライベートタイムを過ごすことができ、自分の生活を大切にすることから仕事の活力を生み出すシステムとなっている。

入社後はまず、各課の仕事をローテーション研修という形で経験。配属後は各部署でのOJTやフォローアップ研修を通し、接客のスキルを身につけていく。キャリアステップとしては、多職種を経験するなかでマルチな能力をつけていくケースもあれば、専門分野を究めることでその道のエキスパートとなるケースもある。後者の例では、高校新卒で入社し、数年でマネージャー格に昇進してバリバリ活躍している先輩も。いずれも若手の力が、『佐勘』に新風とさらなる進化をもたらしている。新時代の感性と柔軟な発想、積極的な行動力を持ち、人と触れ合うこと、人に喜んでもらうことが好きな人にはぴったりの仕事だ。