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石巻合板工業 株式会社

未経験入社から定年まで、親子で働ける地域密着企業

次々に送り出される木板を素早く、的確に重ね合わせる。職人の技が光る。

合板生産のプロとして高精度の製品を提供

社員の9割超が石巻市民というほど、地元に密着した経営を続ける『石巻合板工業』。創業は1972年、当時から一貫して「いかに木材を高精度で加工・接着できるか」を追求している。業務内容は主に合板生産。日本各所から集まった原木の皮を剥くところから始まり、用途に応じた壁板をつくり、また全国へと出荷する。

脱炭素社会に向けた取り組み

環境保護の意識が高く、平成初期には壁面材では国内初となる「構造用針葉樹合板」の生産を開始。使用する原木を、森林破壊が問題視される熱帯雨林から国産材に変え、森林資源の循環を目指している。ほかにも、脱炭素社会に向けた取り組みを積極的に行う。木を加工する際に出る木くずや端材をチップ化し、バイオマス燃料として再利用。工場の電力の約半分を担っている。
社員の年齢層は20代〜60代までと幅広く、親子で勤務する例もある。家庭事情に応じて勤務時間を調整する、男性の育児休暇取得実績ありなど、多様な働き方にも対応する。学校卒業後に入社し定年まで勤め上げる社員が約7割と、長く働ける職場として地元で圧倒的な支持を得ている。

未経験可。やる気次第でキャリアアップが叶う

未経験での入社が大半を占め、専門的な知識やスキルは不要。チームワークに必要なコミュニケーション力さえあれば、入社後1年ほどからキャリアアップが可能だ。資格取得支援も整備されている。業務に必要な資格を取得すれば給与がベースアップされるため、やりがいもしっかりと得られる職場環境だ。
現在の出荷先は主に国内のハウスメーカーで、安心して暮らせるものづくりを提供することを約束しているという。慣れた現場でじっくりと経験とスキルを積み上げていきたい人にも、グローバルな舞台へと羽ばたきたい人にとっても、腰を据えて活躍できるステージが整っている。
◯穴開きや割れなどがないか見極める「選別」工程。合板の質が決まる。
◯環境保護の観点から、国内でいち早く国産100%の構造用針葉樹合板を採用した。
◯発電所も備える広大な敷地で、250人以上の社員がのびのびと働く。
丸太がかつら剥きにされ、薄い板状にカットされていく様子は迫力がある。
完成した合板はフォークリフトを使ってトラックへ積み込み、出荷される。

【渡邊さんの一日】
製造部のある日のお仕事をチラッと拝見

渡邊 大斗さん 
【入社】2020年4月
【所属】製造部生産1チーム仕上
裁断・乾燥された板に接着剤を塗り、張り合わせる「仕上」の仕事をしています。もっとできる業務を増やし、いずれはチームリーダーになれるよう勉強中です。

◯SCHEDULE
6:30   出社
7:00  チームミーティング、作業開始(板を機械に送り込む)
9:15  作業内容を変更(板に接着剤を塗布し、貼りつける)
12:00  昼休憩
13:00  午後の作業開始(板を機械に送り込む)
15:00  作業内容を変更(板に接着剤を塗布し、貼りつける)
18:30  片付け、掃除
19:00  退勤
9:15 板の送り出しから重ね合わせまで、5~6人体制で行う。
18:30 片付け、掃除を済ませて退勤。シフト交代制なので決まった時間に退社できる。

会社情報&採用データ

設立
1972年8月
代表
野田 四郎
資本金
3億3,000万円
従業員数
274人(男247人/女27人)
住所
〒986-0842 宮城県石巻市潮見町4-3
TEL
0225-96-3111
FAX
0225-96-3116
初任給
180,000円~
福利厚生
各種社会保険完備、財形貯蓄、定年制あり(60歳)、再雇用制度(上限65歳)、社員食堂(1食300円)
休日休暇
年間休日105日
採用担当者連絡先
0225-96-3111(佐々木、平塚)
soumu-hiratsuka@ishinomaki.co.jp
募集職種
製造工(正社員)

インターンシップ受け入れ/あり