一般社団法人 悠優会

仙台市を中心に、県内10カ所で放課後等デイサービス、就労継続支援Ｂ型、共同生活援助（障害者グループホーム）を展開する『悠優会』。障害のある小学生から高校生までを対象に、療育支援や日常生活、宿題のサポート、送迎などを行っている。事業所ごとに特色があり、例えば太白区柳生の「AndYouわくわくハウス」ではスポーツ療育に力を入れ、プロフットサルチーム「ヴォスクオーレ仙台」の選手が子どもたちにサッカーを教える時間もあり、運動が苦手な子どもも楽しみながら身体の使い方を学べるよう工夫されている。ほかにも英会話や和太鼓など多彩な活動を提供しており、興味に応じて事業所を選んで通所が可能。一人ひとりの「やってみたい」を大切にしながら、子どもたちの成長を支えている。活動内容やプログラムは、職員同士がアイデアを出し合いながら決めるため、お互いに意見が言いやすく風通しのよい職場だ。

出勤は社員もパートも基本12時半から。定時は18時半で、残業はほぼゼロ。フレックス制も取り入れており、子育てや介護と両立したい人、ブランクがあるシニア層も無理なく働ける。職員の年齢層は20代から60代までと幅広い。定期的なミーティングで情報共有や相談の場を設けるなど、職員同士が支え合える体制も整えている。また、資格取得やスキルアップのための研修費用は会社が全額負担。役職者や資格を取った人には手当が支給されるなど、キャリアアップも積極的にサポートしている。
未経験から入社し、現在はマネージャーを務める倉橋麗美さんは「子どもと関わることに興味がある人に来てほしいです。小学生から高校生まで長く関われる楽しさがありますし、成長を保護者と一緒に喜び合えるのも魅力です」と語る。子どもたちの成長に寄り添い、やりがいを感じながら長く働ける職場である。