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【潜入レポートVol.1】宮城の大学生が地元企業に潜入!アイリスオーヤマ角田I.T.P.編
宮城の大学生が気になる企業に突撃訪問。そこで働く人に話を聞きながら、潜入したからこそわかるアレコレをレポートします。
テーマ
角田工場は何をしているところか見てきたい!
東北学院大学経営学部4年生。趣味は料理で、最近の一番凝ったメニューはパテ・ド・カンパーニュ。
『アイリスオーヤマ』の家電はいくつか使ってます。学生でも買いやすい値段でいいんですよね。今日は角田にある工場に潜入ということで、中がどうなっているのか自分の目で確かめてきたいと思います!
今月のレポーター 川野名 大樹さん
角田I.T.P.は製造、マーケティング、開発、物流の総合拠点だった!
アイリスメモリアル
まず向かったのは「アイリスメモリアル」。オリジナル製品第一号の海に浮かべるブイをはじめ、年代ごとにさまざまな製品が展示された資料館のようなスペースで会社の歴史を知ることができます。
ショールーム
主に商談の場として使われるというショールームにもおじゃましました。家電以外にもインテリアや食品、アウトドアグッズ、防災アイテム、その他生活用品などなど、すごく幅広い商品を扱っていることがわかります。調理器具を見てたらつい欲しくなってしまいました!
工場
アイリスオーヤマ角田工場では、パックご飯、餅などの食品やマスク、ウェットティッシュなどを製造しているそうです。パックご飯の生産ラインは機密がいっぱいで撮影はできませんでしたが、玄米の保管、精米、包装を15℃以下で行う低温製法やパックにご飯を入れてから蒸気で炊くなど、おいしさのための秘密も教えてもらえました。
「『アイリスオーヤマ』のことはホームセンターなどで商品を見て知っていたこともあり、親近感があったので入社を決めました。今はパックご飯や餅の製造を担当していますので、お客様から“おいしかった”と言われることにやりがいを感じます。会社の一番の強みはスピード感ですね。評価制度や福利厚生がしっかりとしていて、若い社員も働きやすい環境だなと思います」。
オフィススペースにも潜入!
続いて、小型家電事業部でマーケティングを担当する田中さんと家電開発部で商品開発を担当している平田さんにも突撃。お二人とも、商品の企画から設計・開発、販促まで一連の流れに関わることができること、若手もどんどん商品のアイディアを出せることが『アイリスオーヤマ』の魅力だと話してくれました。
「美容家電には1年前に参入したばかりなのですが、私はその商品企画や販促計画を担当しました。就職活動では、上を目指せる環境であることが一つの軸だったのですが、今まさにそのような環境で仕事ができています。商品企画一つにしてもすごいスピード感なのは想像以上でした」。
「入社の決め手は、企画、設計、販促と一つの商品に対して一気通貫で関われることでした。実際に入社してみて、本当に企画からお客様の手に商品が渡るまで関われるんだという驚きとともに、自分が開発した商品が売れて誰かの生活に役立っているという実感が持てることにやりがいを感じます。レビューは結構チェックしていて、商品開発に役立てています」。
敷地内には、サッカーグラウンド、テニスコート、体育館も!
この日案内してくれた広報室の佐藤さんによると、角田I.T.P.の敷地面積は東京ドームおよそ3個分なのだそうです。高さ30メートル、幅24メートル、奥行き90メートルもある巨大な自動倉庫もちらっと見学しましたが、無人でパレットが出し入れされるようすが未来的でかっこよかったです。
企業情報&採用情報はこちらです。
広報室の佐藤さん。
Rreport
角田I.T.P.はパックご飯や餅といったさまざまな商品の製造拠点でした。工場だけではなく、マーケティング、研究開発、物流まですべての機能が集約されていて、資料館やグラウンドなど一般の人も利用できる施設まであったのには驚きました。若い社員さんの活躍を肌で感じることもでき、来春から社会人になる自分も負けてられないぞと気合が入りました!
会社データ
アイリスオーヤマ 角田I.T.P.
- 住所
- 角田市小坂上小坂1
- TEL
- 022-221-3400(代表)
※この記事は『せんだいタウン情報S-style』で連載中の「LOCAL COMPANY LAB」をベースに、誌面では紹介しきれなかった情報を加えた『みやぎで働く!』バージョンです。